alt.sex.bondage FAQ リスト:
あなたがトップに慣れているとしたら、ボトムになることを学ぶのも難しいことで す。自らを委ね、屈服することは、支配することに慣れていたならば困難なこと です。もしあなたが、トップを操り、自分されたいことをトップに強要している としたら、あなたはいわゆる「プッシー・ボトム:pushy bottom(わがままなボトム)」です。 すなわち実際には服従せず、単に自分のして欲しい状況になるように仕向けるボ トムのことです。
お仕置の理由にできるため、挑発的であったり、少し反抗的なボトムに夢中にな るトップもいます。しかし、他のトップ、特に経験の浅いトップの場合には、そ のようなボトムは楽しくありません。自分が何をしているのかわからないとトッ プに感じさせてしまうのはお互いにとって楽しいことではないのです。自分が 「プッシーボトム」だったことがあるので、私にはよくわかるります。解決方法? それは次にプレイするときに、自分がトップの所有物である、トップの望むこと があなたの望むことであり、あなたの最大の望みは彼らを満足させることである と、自分に言い聞かせることです。もしあなたが望まないプレイをされた場合に は、以前ならば別のことをして欲しいと言ったかもしれません。今度は、彼らは 自分がしたいことをしているのであって、それをしていただいて感謝するようになり ます。支配されたいという衝動に身を任せ、彼らに屈服し、彼らに自分がしたい ようにしてもらいましょう。ボトムから支配しようとしていたときに較べて、もっ ともっと楽しいことを保証します。私はそうだったのです。
もし、依然としてあなたがボトムとして望んでいるものが得られていない場合には、 この解決方法はそれほど長続きしないかもしれません。自分が望んでいることや 欲望、そしてどのようにしてそれらを楽みながら実現するかをトップに話す必要 があると思います。しかし、ボトムとしてのファンタジーや、それをどのように 実現するかについて話し合うのは、すでにネゴシエーションの結果としてのプレ イの途中ですべきことではないかもしれません。「はい、女王様、お好きなこと をしてください、えーと、女王様、そうではないです」という罠にはまらないよ うにしましょう。(私が経験から語っていることがわかりますか?)
リラックスして、反応すること。あなたの反応(もがき、悶え、叫ぶ等)を楽し むトップが多いのですから。筋肉を引き締め、感じていことをを隠そうとすれば、 トップはフィードバックがなくて欲求不満になってしまいます。感じましょう。 息をつめないで。呼吸することをわすれないで下さい。(もちろん「ストイック に耐える」プレイを行うと決めていたのならば、話しは別です。でもそのように しないといけないと思わないようにしましょう。私はボトムがもがくのが好きで す。彼らに必要ならばセーフワードがありますし。)
もちろん、型通りはよくありません。ボトムだからといって操り人形ではないの です。しかし、心を開いてコミュニケーション豊かであるということと、自分の 好きな方向にもっていこうとすることには、大きな違いがあります。よいボトム とは、情熱的で、トップの快楽のため身を捧げ、トップの意思に自ら服従し、自 分自身の欲望にオープンで(もちろん誇りを持って)、喜んでボトムになる人な のです。
長年のシーンの経験からよく言われていることに、「最高のトップは、ボトムか ら始めた人である」という言葉があります。私もそれは真実だと思います。ボト ムの経験があれば、鞭の痛みを感じ、ゆっくり、じらすようにオーガズムに導か れる状況から逃れようとしたり、洗濯鋏の痛みに恍惚としたりした経験があるた め、トップとしてボトムを強烈な魔法の世界に導きやすいと思われます。さらに、 ボトムからスタートしたということは、すでに多くの実践を積んでいるというこ ともあります。(そして数多くのSM関係の格言にあるように、人々の嗜好は様 々です。トップの経験がなく、また今後ともその意志のないボトムもいれば、ボ トムになったこともないけど素晴らしいトップもいます。そのようなトップにし ても、ボトムに対して行う前に自分で実験したりしているものです)。
1995年8月10日作成、1995年8月10日修正 コピーライト
by Johnson Grey.
1995年10月30日翻訳 コピーライト
by 村上直之&"The Disciple".