alt.sex.bondage FAQ リスト:
アナルセックスは、正しくやれば他のセックスのやり方と同じくらい安全です。 なぜそれを楽しむ人がいるかといえば、アナルセックスが快感だからに他なりま せん。アヌスは強い性感帯なのです。事実、アナルセックスは、ゲイよりはるか に多くのストレート(異性愛者)により楽しまれています。アヌスは男性の体で 最も神経末端が密集しているところであり、また女性の体ではクリトリスに次い でそうです。アナルセックスが多くの人の性生活に欠かせないのは何ら不思議な ことではありません。
いわゆる「アナルセックス」は、潤滑した指であなた自身やパートナーのア ヌスを愛撫するだけのものから、実際に指をパートナーのアヌスに挿入して動か すこと、ひいては完全な肛門性交に至るまで幅広い行為を指します。これらのす べてが非常に快感であり、ちゃんとお尻を洗っていれば何も嫌悪すべきものでは ありません。肛門に関するタブーは昔から存在しますが、自分がしていることを ちゃんと把握していれば、これらについて医学的必然性は存在しません。清潔で いることが気になるならば、プレイ前に必ずバスルームへ行き、自分のお尻を洗って下 さい(外側、及びお望みであれば内側も浣腸で洗浄する)。アナルセックスを楽 しむためには清潔であると感じることが必要なら、あなたが望むだけ清潔にするこ とは難しいことではありません。(セイフ・セックスを行うこともまた非常に重 要です。これについては少し後で述べます)。
アナルセックスの原則は、コミュニケーション、リラクセーション、ルブリケー ション(潤滑)です。アヌスは括約筋と呼ばれる内外2つの筋肉の輪で出来てい ます。外側の括約筋は随意筋で、弛緩させようと思えばできます。しかし内側 の括約筋は不随意筋です。あなたが緊張していると、内側の括約筋が固くなります。 そんな時に中に何かを入れようとすると傷を付けることになり、あなた自身(とア ヌス)をより一層緊張させることになります。だから、アナルセックスのルール はゆっくりと行うことです。無理矢理にでは快感は訪れません。
コミュニケーション:何かをする前にそれについて話し合うことです。パートナー を転がして驚かせてはいけません。それでは相手がリラックスできないし、楽し くはありません。双方がアナルプレイを受け入れていることを確かめて下さい。 リラクセーション:体に耳を傾けて下さい。あなたのお尻が遊びたがっているなら、 あなたにはそれがわかるはずです。もしそうでないのなら、無理に急がないことで す。ルブリケーション:アヌスは自ら潤滑しないので、「KYゼリー」や「プロー ブ」のような水溶性のローションを使う必要があります。たくさん使って下さい。 清潔なのですから。潤滑剤は使えば使うほど楽になります。そして最後に、再び コミュニケーション:初めてアヌスでプレイする場合、強烈で不思議な感覚が訪 れます。パートナーがあなたのアヌスに指を出し入れしているとき、排泄している かのような感覚を味わうかもしれません。この感覚が実は偽りのものであり、こ んな風に感じているからといってシーツを汚すことにはならないとわかるまでに は多少の経験が必要です。
自分のアヌスを洗浄するだけでは十分ではありません。アナルセックスの時には パートナーは必ずラテックスの防護、例えば指を出し入れする場合には手袋やコ ンドーム、舐める場合にはデンタルダム(注:女性性器一体を覆う防護膜。主と してHIV感染防止用に使う)か、(電子レンジ使用不可の)サランラップ、肛門 性交の場合にはコンドームを使用する必要があります。 これらは通常のセックスにおける注意事項ですが、アナルセックスに関しては 特に注意すべきです。 あらゆる種類のSTD (性感染症)に関して、防護なしのアナルセックスは最も危険なセックスです。 また、こういった防護の使用により、安全であるという認識や清潔感が増します が、多くの人にとってそれは、リラックスでき、よりアナルセックスを楽しむこ とができるという結果をもたらします。(アナルプレイはそれほど危険ではない という人もいます。しかし、いくつかの都市では防護なしのアナルセックスによ り伝染した腸内寄生虫に数千人が感染し、性感染による深刻な公衆衛生上の問題 となっています。あなたがどれだけのリスクを受け入れられるのか、自分自身で決 めて下さい。)そして、一度アヌスに触れたものは全て、口やヴァギナに触れる 前に完全に洗浄する(あるいはラテックスの防護の場合は捨ててしまう)必要が あります。
先ほど強制的にアヌスに挿入することはよくないといいましたが、よりはっきり 言うと、アナルセックス中にアヌスに痛みを感じたら、すぐやめるべきだという ことです。荒っぽいアナルセックスは肛門の内壁に負担をかけ、傷つける可能性 があり、それは深刻な感染症をもたらす危険があります。アナルセックスは強制 的にするものではなく、痛みを与える方法としては絶対に行ってはいけません。 また、直腸から出血していることに気が付いたら、すぐ医者に診てもらってくだ さい。(恥ずかしがってはいけません。彼らは貴方のような患者を以前にも診て いるでしょう。とにかく治療を受けて下さい!)。
さて、ここで「やめる」とはどういうことかを説明しなければいけませんね。 「やめる」とは、動きを止めると言うことです。痛みは、括約筋が伸びることに 対して抵抗しているためだけなのかも知れません。その場合は、動きを止めると 痛みも止まり、よりリラックスすることになるかもしれません。動きを止めても 痛みが止まらない場合、ゆっくりと抜き、適切な処置を行って下さい。動きを止 めたら痛みが止まるのなら、少し間を置いて、もう一度始めるようにして下 さい。あなたのお尻がやめるべき時を知らせてくれます。(だから注意を払って下 さい。酔ったままするのは、痛みを感じなくなったらまずいので禁物です。FAQ が選ぶ「最悪の大人のおもちゃ大賞」は、油分を含んだ(従ってゴム手袋やコン ドームと一緒には使えません)「アヌス用潤滑剤」ですが、なんとこの商品は、 ベンゾカインを含んでいるのでより「楽になれ」、アナルセックスに最適である と宣伝していました。これを使って体をこわした人がいたら、彼らがその会社を つぶすほどの裁判沙汰にすることを願います。
もしアナルに関するより詳しい情報を得たいならば、FAQの最後の リソースの 章で紹介しているJack Morinの本を参照してください。
1995年8月10日作成、1995年8月10日修正 コピーライト
by Johnson Grey.
1995年11月12日翻訳 コピーライト
by 村上直之&"The Disciple".